インターファームブログ

八王子の造成地

2014年10月6日

大規模な造成地。8月の豪雨で法面の一部が壊れ、その後石灰処理し修復した箇所です。

中和試験のための土壌採取にお伺いしました。

法面全体は種子散布、さらに1㎡あたり数本の苗木植栽が予定されているため、表層散布のためのドクターペーハー液剤と植穴土壌中和処理のためのドクターペーハー(粉)を用いた中和試験を実施しました。

ドクターペーハー(粉)の配合

ドクターペーハー液剤の希釈液の配合

中和試験状況です。

試験報告書を提出させていただき、ご採用いただきました。
種子散布車タンクで所定の希釈倍率とします。

散布状況です。散布量は3リットル/㎡としましたが、ノズルを持った職人さんの勘が頼りです。ほとんど誤差のない散布ができています。いつも感心させられます。

散布箇所のpHチェック(散布後4時間程度経過)
表層1cmがpH4.6程度、2cmの箇所でpH6.3程度。徐々に浸透しながら数日でpH8以下で安定するはずです。

容器の始末ですが、減容化は産廃コスト削減に直結します。
液剤の容器は、まず真ん中あたりを踏んづけます。

体重をかけ踏み込みます。

次に底部分と天端部分を両足で踏みつけると、簡単につぶれてくれます。

このあとキャップをするとふくらみ難くなります。

1週間程度開けて、次は苗木植栽のためのドクターペーハー(粉)による中和処理となります。