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八王子法面の緑化~その後の状況

2014年12月11日

10月にドクターペーハー液剤を散布していただき中和処理した法面緑化の状況です。
種子散布後1か月が経過し順調に生育していますが、寒波の影響もありそろそろ生長が鈍化してきています。
pH11前後の法面での緑化としてはうまくいっていると思います。

表層はほぼ中性域を保持しています。

しかし想定よりも高いpHを示すところが数か所ありました。
よく観察してみると凍上が顕著な箇所です。おそらく下層10cmあたりからの土壌水が表層へ凍上し、アルカリが集積したものではないかと思われます。
中和処理後のpH変動へのご質問には、夏場の蒸発散によるアルカリ集積によるpH上昇について御説明してきましたが、凍上に関する情報も加える必要がありそうです。